講演者・パネリストの紹介



John Sergeant (ジョン・サージャント)


英国ケンブリッジ大学名誉教授、ロビンソン大学評議員

著書『フランク・ロイド・ライトのユソニアン住宅』(1976年ウィト二ー出版社刊)

ケビン・ニュート氏の著書『フランク・ロイド・ライトと日本文化』(1993年ラゥトレッジ社刊)に助言。

ロバート・マッカーター氏によるライトの建築思想の研究出版に寄与した他、多数のライトに関する投稿を行う。

自然資源の活用を主題とした建築をてがけ、現在スペインのモハカに太陽光利用の新素材による住宅を設計中。



David E. Dodge(デイビッド・E・ダッジ)


建築家、音楽家、元フランク・ロイド・ライト財団理事

1930年、ミシガン州でダッジ自動車の創始者の孫として生まれる。

1951年、タリアセン建築設計事務所、フェローシップの一員となる。

1967 年、故ライト夫人と帝国ホテルの保存活動の為来日。 

現在タリアセン・ウエストに自邸を構え、フランク・ロイド・ライト建築学校でライトの建築・思想や音楽を教えている。



生井 英考(いくい えいこう)


共立女子大学国際学部教授。

専門は視覚文化論、政治社会学、アメリカ研究。

著書に『ジャングル・クルーズにうってつけの日』『負けた戦争の記憶』『空の帝国 アメリカの20世紀』など。



岡崎 甚幸(おかざき しげゆき)


武庫川女子大学生活環境学部建築学科教授、京都大学名誉教授

福井大学工学部教授時代に設計した多目的イベントホール「サンドーム福井」は日本建築学会賞を受賞。

2006年竣工の武庫川女子大学甲子園会館改修工事の設計監修を行った。



三沢  浩(みさわ ひろし)


元レーモンド建築設計事務所、元東京理科大学講師、三沢建築研究所主宰

著書『アントニン・レーモンドの建築』(鹿島出版会)『フランク・ロイド・ライト入門』(王国社)他多数

永年にわたるライト、レーモンド建築の分析・研究成果をもとに、各地で精力的に講演を行っている。



水上  優(みずかみ ゆたか)


福山大学工学部建築・建設学科講師、学位論文『フランク・ロイド・ライトの建築思想に関する空間論的研究』

『建築ガイドブック フランク・ロイド・ライト』Arlene Sanderson著(丸善)を翻訳。

ライトの「ことば」に注目し、その背景となる思想を探ることにより、ライトの建築空間の成り立ちを研究している。



南迫 哲也(みなみせこ てつや)


建築家、工学院大学名誉教授

故遠藤楽主催による「フランク・ロイド・ライト ツアー」に全回同行し共同で解説を務める。

ライト建築、遠藤新建築の研究者の立場から「旧帝国ホテル」や「自由学園明日館」の保存活動にも深く関わった。